コンクリート圧送工事業は、コンクリートミキサ車によって建設現場に搬送された生コンクリートを、コンクリートポンプ車を使用して、油圧により所定の型枠内に生コンクリートを圧送(あっそう)し打ち込む、建設専門工事業です。

このコンクリートポンプ工法は、東京オリンピック(1964年)以降の高度経済成長期に、従来のタワーカート工法にかわる大量打設可能・作業性改善・省力化工法として普及し、現在に至っています。

打ち込んだ生コンクリートが固まったとき、設計値どおりの強度が必要であるため、「生きもの」である生コンクリートの品質を変えることなく圧送することが不可欠であるコンクリート圧送工(圧送作業員)は、十分な経験と高度な技能、およびコンクリートに関する知識が要求されます。

近年においては、建設物の高層化・長大化が顕著であるうえに、コンクリートの高性能化が進み、建設産業の中でも大切な部分を占める、コンクリート構造物の施工を直接担当するコンクリート圧送工事業の役割は、ますますその重要性を増しているといえます。

■詳細は・・・ 社団法人全国コンクリート圧送事業連合会


当社ポンプ車による圧送工事の様子


■コンクリート圧送技師1級−取得済
■コンクリート圧送技師2級−取得済

職業能力開発促進法62条に基づく国家資格であり、国土交通省や住都公団・日本建築学会・土木学会など各種の工事仕様書にも、この資格保有者を品質保証の観点から優先起用・現場配置することが明記されています。

■特別教育受講済み


当社の工事が生かされた 高圧線高架塔